あの日から動かぬ時間
《渚紗SIDE》
麗来…?
いつもは悪夢で起きるのに今日は穏やかな寝顔だね。
麗来「なぎか?」
渚紗「麗来!」
私は寝てる麗来に勢いよく抱きつく。
羽月「なーちゃん。れーちゃん死んじゃう。」
麗来「渚紗の力くらいで死なないよ。」
良かった。麗来が目を覚ましてくれて。
渚紗「このまま目を覚まさなかったらどーしようと思った。」
麗来「それに近い状態になりかけた。でも、大翔が助けてくれた。」
大翔?
渚紗「大翔に会ったの?」
麗来「うん。まぁ、いろいろと爆弾発言を聞いたけどね。」
羽月「爆弾発言?何?」
麗来「私が教えると思うか?」