Who?
 キーボードはピアノを奏でているかのように音に歯切れがあった。全パート音のボリュームを徐々に絞り、演奏は終わり、拍手の轟音が鳴り響いた。
 アオイは気づけばスティックを高く掲げていた。
 青空に掲げたドラムスティっくは天まで届きそうな程、近かった。
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