運命を辿って 〜僕らが出会ったのは〜

「 うぅ……ああああ…っぁあ…っお母さっ…お母さぁあ…っ…私…酷いこと…酷いこと言っちゃった…っぉぉ…!!」




思いっきりお母さんに泣きついた。



苦しいよ…お母さん…っ…!!!



なんで私…あんな事…っ酷いよ…っ…。




「 ごめんなさ…いっごめんなっ…さいっ…」



お母さんは黙って私の頭を抱えるように強く、強く抱きしめてくれた。



それが余計に胸を苦しくした。
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