運命を辿って 〜僕らが出会ったのは〜
記憶から消えた存在 ―勇輝side―
いつもの様に大学から帰ってきて愛が居る病室へ向かった。
するとそこには先客がいた。
「あ!荻さん!!連絡ありがとう!」
洗濯物を手に持ってこちらに向かって来たのは愛の親戚である優華だった。
「その花、マーガレットですか?」
「…あぁ、うん」
「きっと愛ちゃんも喜びます♪本当に荻さんは彼女思いですね!」
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記憶から消えた存在 ―勇輝side―