運命を辿って 〜僕らが出会ったのは〜



愛は静かに眠っている。


俺は愛に近づき、頬に触れた。


「愛、ごめんな。本当に…ごめん。」


何度謝ったって彼女は目覚めない。


「…愛…」


何度名前を呼んでも彼女は目覚めない。


俺は涙を零した。


愛が目覚めたら、もっと大切にしよう。


沢山の場所へ2人で行こう。


もっと、愛そう。もっと触れよう。

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