運命を辿って 〜僕らが出会ったのは〜


愛が眠り続けて2週間目。

午後2時、俺はまだ大学にいた。


〈~♪♪~♪♪〉


ケータイの着信音が鳴った。


優華からだった。


「もしもし?どうした?」


「愛ちゃん!!愛ちゃんがね!!」


――――愛?!


「愛がどうした!!」


まさか容態が悪化した…?!
俺は嫌な事ばかりが頭を過ぎった。

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