好きが加速中【短編】
「む、むりだよ!何言ってるの?私は隣にいてくれるだけでもありがたいんだから!」



それに、なによりも告白してこの関係が壊れるのが嫌なんだ。



きっと、弘人は私なんか好きじゃない。


だから、胸の奥底に閉まっておきたい。



「でもさ?弘人くんの恋愛講座は、いわゆる弘人くんがされて嬉しいことってことじゃん?」




「なにが、言いたいの??」


「だから、それを使えってことよ!」
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