幸せ。




「お待たせいたしました、店長特製オムライスです」



店長がニコニコしながら

営業スマイルで私の前にお皿をスッと置く。





「わーい!待ってました!!」




思わず拍手した具合にして

すぐにスプーンを握る。



「いっただきまぁーす」



待ちきれんばかりに

スプーンに一口分のオムライスを乗せ

私の口に運ぼうとした、その時だった。









< 8 / 13 >

この作品をシェア

pagetop