ドクトル…あなたに恋して良いですか?
「済みません、お待たせしました。」
「…」
「あの、終わりましたのでどうぞ?」
「え…あ!はい。ありがとうございます。すみません…」
ペコッと頭を下げて俯いてしまったせあら。そんなせあらを見て小さく笑い成瀬はその場を後にした。
「はぁ…どうしたせあら…」
溜め息を吐きながらなかなかなかなか病室に戻れなかった。何が引っかかっているのか…自分の心なのに今まで感じたことのない様な…今まででも恋をしたことはあった。でも今までとは違う…そんな感じを覚えた。
今自分がどんな顔をしているのか…今のせあらは茅乃と会う時どんな顔をしていいかも解らなかった。
「…」
「あの、終わりましたのでどうぞ?」
「え…あ!はい。ありがとうございます。すみません…」
ペコッと頭を下げて俯いてしまったせあら。そんなせあらを見て小さく笑い成瀬はその場を後にした。
「はぁ…どうしたせあら…」
溜め息を吐きながらなかなかなかなか病室に戻れなかった。何が引っかかっているのか…自分の心なのに今まで感じたことのない様な…今まででも恋をしたことはあった。でも今までとは違う…そんな感じを覚えた。
今自分がどんな顔をしているのか…今のせあらは茅乃と会う時どんな顔をしていいかも解らなかった。