ドクトル…あなたに恋して良いですか？

他愛のない話を続けていると時期に成瀬が入ってきた。

「鈴木さん？」
「あ、先生。ありがとうございます。」
「いえ。それで話なんですけれど…」
「あ。私居ちゃまずいかな…」
「大丈夫ですよ？嬉しいことなので。」

そう言うと成瀬はせあらに向けて小さく笑った。その時ポッと明かりが灯るように心が暖かくなるのを感じたせあらは平常心を保つように茅乃の方をみた。そんな２人を見て成瀬はまた、話の続きを始めた。

「明日から少しずつリハビリ始めて予定より４日早くに退院できそうだよ。」
「本当？やったね！茅乃！」
「ただ無理は出来ないけど、がんばって。」

そういい成瀬は笑って部屋を後にした。