ドクトル…あなたに恋して良いですか?
一方のせあらはどうしようと迷ったまま病室の前まで来た。中には誰にもいないが『居るんだろう』という憶測が心をうずめいた。そんな時だ。見回りなのか、遅めの回診なのか…成瀬がやってきた。
「あ…三宮さん?」
「えっ?あ……成瀬先生…」
「今リハビリ行ってるはずじゃないかな」
「え?」
そうきょとんとするせあらに対して成瀬は病室を指さして示した。
「あ…ありがとうございます」
そうして地下にあるリハビリ室に向かった。リハビリ室の前に着くとそっと中を覗くせあら。いとも簡単に茅乃を見つけることが出来た。少し前と打って変わって凄くしっかりした歩みを進めていた。
「あ…三宮さん?」
「えっ?あ……成瀬先生…」
「今リハビリ行ってるはずじゃないかな」
「え?」
そうきょとんとするせあらに対して成瀬は病室を指さして示した。
「あ…ありがとうございます」
そうして地下にあるリハビリ室に向かった。リハビリ室の前に着くとそっと中を覗くせあら。いとも簡単に茅乃を見つけることが出来た。少し前と打って変わって凄くしっかりした歩みを進めていた。