アオゾラをカナデヨ
♫
「サマーコンサートお疲れ様〜!」
「かんぱーい‼︎」
いつもより少し奮発して、美味しいパスタ屋さんで乾杯をする。
「上手くいってよかったね。まあ、私はちょっと間違えたけど」
麻美がニヤついた顔で言う。
「えっ?気づかなかった!」
「ほんと?よかった」
いや、よくないけどね。
「それにしても、みんな結構うまかったね」
「うん……ちょっと焦るよね」
他の学校の演奏も素晴らしく、まだコンクール本番まで日にちがあるのに、その仕上がり感には焦りを感じた。
「ま、私たちなら大丈夫!まだ時間もあるし」
運ばれてきたパスタを頬張りながら莉子が言う。
「……ね、莉子。香子って告白したの?今日も来てたよね?」
ちょっと!実梨!イキナリその質問?
「ああ、うん。合格発表あってすぐに告白したみたいだよ」
ていうことは……?今日も安斉くんにくっ付いてたし、うまくいったってこと?
でも安斉くんは、ちょっと迷惑そうに見えだけどな。
「サマーコンサートお疲れ様〜!」
「かんぱーい‼︎」
いつもより少し奮発して、美味しいパスタ屋さんで乾杯をする。
「上手くいってよかったね。まあ、私はちょっと間違えたけど」
麻美がニヤついた顔で言う。
「えっ?気づかなかった!」
「ほんと?よかった」
いや、よくないけどね。
「それにしても、みんな結構うまかったね」
「うん……ちょっと焦るよね」
他の学校の演奏も素晴らしく、まだコンクール本番まで日にちがあるのに、その仕上がり感には焦りを感じた。
「ま、私たちなら大丈夫!まだ時間もあるし」
運ばれてきたパスタを頬張りながら莉子が言う。
「……ね、莉子。香子って告白したの?今日も来てたよね?」
ちょっと!実梨!イキナリその質問?
「ああ、うん。合格発表あってすぐに告白したみたいだよ」
ていうことは……?今日も安斉くんにくっ付いてたし、うまくいったってこと?
でも安斉くんは、ちょっと迷惑そうに見えだけどな。