アオゾラをカナデヨ
「やっぱり、香子の気持ちが落ち着くまで待った方がいいよな」
「え?」
「香子、激しい性格だからおまえに何言うか分からないし」
もしかして、私に気を使ってくれてる?
「……」
安斉くんはきっと、私の気持ちにも気づいてるんだ。
「その時は、雨の日だけじゃなくて毎日一緒にいてやる!……あ、ソウがイヤじゃなければ、だけど」
優しく、まっすぐな目を私に向けて言う。
「……イヤじゃない、よ」
イヤなわけないじゃん。
恥ずかしさと嬉しさで、顔を伏せる。
まだ、こんな曖昧な言葉でしか交わせないけれど、初めて繋がる2人の気持ち。
香子のこと、安斉くんの片思い…引っかかりはまだあるけど、今目の前で笑う彼の言葉を信じられる。
「とりあえず、今はコンクールに集中しないとな」
「そうだよ、全国行くぞ」
同じ目標に向かって一緒に進む。
安斉くんがそばにいてくれるなら、きっと雨だって好きになる。
「え?」
「香子、激しい性格だからおまえに何言うか分からないし」
もしかして、私に気を使ってくれてる?
「……」
安斉くんはきっと、私の気持ちにも気づいてるんだ。
「その時は、雨の日だけじゃなくて毎日一緒にいてやる!……あ、ソウがイヤじゃなければ、だけど」
優しく、まっすぐな目を私に向けて言う。
「……イヤじゃない、よ」
イヤなわけないじゃん。
恥ずかしさと嬉しさで、顔を伏せる。
まだ、こんな曖昧な言葉でしか交わせないけれど、初めて繋がる2人の気持ち。
香子のこと、安斉くんの片思い…引っかかりはまだあるけど、今目の前で笑う彼の言葉を信じられる。
「とりあえず、今はコンクールに集中しないとな」
「そうだよ、全国行くぞ」
同じ目標に向かって一緒に進む。
安斉くんがそばにいてくれるなら、きっと雨だって好きになる。