アオゾラをカナデヨ
アオゾラのキミ
♫
週明け、熱も下がり久しぶりに登校した。電車内に差し込む朝の陽射しが眩しい。
そういえば今日は一平と会わなかった。せっかく元気になったのに。
怪我してるのに、朝練でも行ってるのかな………一平ならあり得るな。
「おはよ、ソウ!風邪大丈夫?」
いつものように、実梨が途中の駅から乗り込んでくる。
「実梨〜!ごめんねスプリングコンサート」
「ああ、うん。麻美が久しぶりにピッコロやってたよ」
「急だったから申し訳なかったな……でも麻美なら大丈夫か」
頼れる仲間がいてよかったな。
「うん、バッチリだったよ。ちょっと焦ってたのが面白かったし」
「こら!」
「あはは」
よかった。私1人いないことくらい、本当は何でもないのかもしれないな。いや、それはそれで問題じゃないか?
週明け、熱も下がり久しぶりに登校した。電車内に差し込む朝の陽射しが眩しい。
そういえば今日は一平と会わなかった。せっかく元気になったのに。
怪我してるのに、朝練でも行ってるのかな………一平ならあり得るな。
「おはよ、ソウ!風邪大丈夫?」
いつものように、実梨が途中の駅から乗り込んでくる。
「実梨〜!ごめんねスプリングコンサート」
「ああ、うん。麻美が久しぶりにピッコロやってたよ」
「急だったから申し訳なかったな……でも麻美なら大丈夫か」
頼れる仲間がいてよかったな。
「うん、バッチリだったよ。ちょっと焦ってたのが面白かったし」
「こら!」
「あはは」
よかった。私1人いないことくらい、本当は何でもないのかもしれないな。いや、それはそれで問題じゃないか?