**最強少女** その名も氷鬼
怜羅side

お父さんに頭冷やしてこいって言われたから、自分の部屋に来た。

のはいいが……

刻印が赤く光っている。

外か…?

ガチャ。ベランダへ出ると、拳銃を持った男がこちらを様子見していた。

一人か?もしくはあの迷い猫の仲間か?

取りあえず、皆の安全が先だ!


リビングに戻ると皆は普通だった。

お父さんと翔兄にさっきみた情報を言うと翔兄と見に行ってくれと頼まれた。

私の戦闘服は、動きやすい服って言っても、そこまで動きやすくはないが

黒いブラと黒いジャケット、七分の黒いズボンと黒のブーツ。

この格好は組で戦う時の格好なんだけど、ブラの中に1本のナイフ。

ジャケットの背中にも1本のナイフ、両サイドのポケットには拳銃。

ズボンには両サイドの太ももとふくらはぎの横に2本ずつ。足だけで合計4本。

ブーツのかかとにはカッターナイフが入っている。
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