偽恋からはじめてみました。
なんだろう…
あの日のような嫌な予感が胸をよぎる
♪♪♪〜
プツン
「もしもしー…」
「いきなりごめんね」
「ううんー…大丈夫。どうしたのー?」
「あのさー…別れよう」
「え…?」
突然すぎて一瞬目の前が真っ白になった。
「俺、最初の頃はほんとに大切にしようと思って、手を出しちゃいけないって思ってて」
「…。」
「そのまんま時間が経つにつれて、未央奈のこと彼女として好きなのかわからなくなって」
「…。」
「未央奈に昨日言われて、今日は頑張ろうと思ったんだけど、なんかもう、そういう対象として見れなくなってた。無理だった。」
ただ何も言えず
涙だけが流れていた。
「だから、別れよう。」
「…わかった。」
「今までありがとう、未央奈。」
プツン…プープープー