プレゼント・2
「それは……拒否??」
クスッと笑う俊彰さんに。

「ち……違います!俊彰さんはカッコイイし、背も高くてモデルさんみたいだし……。今まで、いろんな女性と……その……」
赤くなって涙目になって、しどろもどろしていると。

「楓花に聞いたの??」

「え、違います‼」
オロオロしていると。

「昔の事は、もう変えられないけど。最近の話を楓花に聞いてみた?もうずっと彼女はいなかったよ。なんでか?美樹ちゃんがカノンに来たからだよ。」
とても優しい顔で私の髪をなでる。

「え……?」
分からなくて首を傾げてみると。

「美樹ちゃんに一目惚れ。一緒に仕事するようになって、どんどん好きになったよ。」
チュッと、まぶたにキスを落とされる。

「今も毎日好きになってる。信じられない?」
唇にキスをされて、ジッと見つめられると……。

フルフルと首をふる。

私も触れたくて、俊彰さんの頬に手を伸ばす。

「俊彰さん、大好き……」
呟くと。

「また可愛い事言って……。ちゃんと責任とってよ……。」

髪に……頬に……耳に……まぶたに……キス。

ゆっくり服を脱がされて……。

恥ずかしい……。

「もっと……、よく見せて……」
可愛い……。

私の全身にキスを落とす……。

恥ずかしい……、嬉しい……、触れたい……。

俊彰さんの首に、キュッ……と腕を回す。

ビクッと俊彰さんが身体をこわばらせて……。

「可愛い子には……、おしおきだ……ね……」
首筋を強く吸われて……。

「んっ……‼」
ビクンと身体がしなる。

俊彰さんの手が、私の下に降りてくる。

「もう……、準備できてるね……」
クスリと笑うと、濡れた指を舐める。

カァッ……と赤くなると。

グッと両足を割開かれて……。

私は俊彰さんで、いっぱいに満たされた……。




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