イジワルなカレの愛情表現
「ごめん、プライベートな質問をしてしまったね」
「あっ、いいえ、そんな!」
山口室長が謝ることじゃないよ。
むしろ何度も頭を下げなくてはいけないのは、私の方だ。
「あの、本当にすみません。理不尽なお願いだと分かっています。……今回はなにも聞かず担当を外していただけないでしょうか? もちろんその分、他の仕事を精一杯頑張りますので!」
再度深く頭を下げると、山口室長はなにも言わず「分かったよ」と言ってくれた。
「このまま俺が引き継ぐ形でいいかな? その代わり前島さんには俺が担当している仕事やってもらうけどいい?」
「っもちろんです! すみません、ありがとうございます!!」
良かった。それに引き継いでくれるのが山口室長なら安心だもの。
ホッと胸を撫で下ろしてしまうも、今が休憩時間だということを思い出す。
「休憩中に、お時間取らせてしまい、申し訳ありませんでした」
「いや、それは全然かまわないよ」
「あっ、いいえ、そんな!」
山口室長が謝ることじゃないよ。
むしろ何度も頭を下げなくてはいけないのは、私の方だ。
「あの、本当にすみません。理不尽なお願いだと分かっています。……今回はなにも聞かず担当を外していただけないでしょうか? もちろんその分、他の仕事を精一杯頑張りますので!」
再度深く頭を下げると、山口室長はなにも言わず「分かったよ」と言ってくれた。
「このまま俺が引き継ぐ形でいいかな? その代わり前島さんには俺が担当している仕事やってもらうけどいい?」
「っもちろんです! すみません、ありがとうございます!!」
良かった。それに引き継いでくれるのが山口室長なら安心だもの。
ホッと胸を撫で下ろしてしまうも、今が休憩時間だということを思い出す。
「休憩中に、お時間取らせてしまい、申し訳ありませんでした」
「いや、それは全然かまわないよ」