イジワルなカレの愛情表現
「伝わったなら、いい加減キスさせてくれる? 両想いなんだからなにしたって問題ないだろ?」
「なっ……! ちょっと待って下さい! 私、まだなにも言っていません」
熱くなる顔で必死に訴えるも、塞ぐように永瀬さんは触れるだけのキスを落とした。
そして至近距離で囁いた。
「大丈夫、聞かなくても柚香の気持ちは分かっているから。……俺のこと、好きで好きでたまらないんだろ?」
「何言って……っ」
「分かるよ、この間キスした時に伝わってきたから。……だから俺もあの日、精一杯の気持ちをキスに込めたんだけど、気づかなかった?」
吐息交じりの声に、ますます顔が熱くなっていく。
「気づきませんでしたっ」
こんなにドキドキさせられちゃっているのに、彼は余裕しゃくしゃくなのが悔しくて強がりを言うと、永瀬さんはイジワルく顔を歪めた。
「それは残念。じゃあ今夜は嫌っていうほど分からせてやる。……一晩中ずっと」
そう言うとリップ音を立ててキスを落とし、それから甘いキスが降ってきた。
啄むように落とされたキスから、唇を甘噛みされ、次第に深い口づけへと変わっていく。
「なっ……! ちょっと待って下さい! 私、まだなにも言っていません」
熱くなる顔で必死に訴えるも、塞ぐように永瀬さんは触れるだけのキスを落とした。
そして至近距離で囁いた。
「大丈夫、聞かなくても柚香の気持ちは分かっているから。……俺のこと、好きで好きでたまらないんだろ?」
「何言って……っ」
「分かるよ、この間キスした時に伝わってきたから。……だから俺もあの日、精一杯の気持ちをキスに込めたんだけど、気づかなかった?」
吐息交じりの声に、ますます顔が熱くなっていく。
「気づきませんでしたっ」
こんなにドキドキさせられちゃっているのに、彼は余裕しゃくしゃくなのが悔しくて強がりを言うと、永瀬さんはイジワルく顔を歪めた。
「それは残念。じゃあ今夜は嫌っていうほど分からせてやる。……一晩中ずっと」
そう言うとリップ音を立ててキスを落とし、それから甘いキスが降ってきた。
啄むように落とされたキスから、唇を甘噛みされ、次第に深い口づけへと変わっていく。