イジワルなカレの愛情表現
目を潤ませて睨んでくる彼女が、愛しくて堪らないよ。


もちろんこんなこと思っているなんて、彼女に言うはずもない。


なんせ彼女の言う通り、俺はイジワルな男だから。


「それは最高の褒め言葉だ。期待に沿える形で、もっとイジワルなことしてもいい? 今日は電気を点けたままシたいな」


「そんなの無理ですっ!!」


イジワルなことを言えば、予想以上の反応を見せる。


きっとこの先、どんなに長い年月を彼女と共にしても、これだけはやめられそうにない。


翻弄されていく姿もまた、彼女の魅力のひとつなのだから――。



「じゃあ今日はとことん俺が尽くしてやる」


彼女が俺に尽くしてくれたように、ベッドの中では俺が尽くそう。

とことん甘く、痺れるほどに――……。   


END
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