ヤンキーなんて大嫌い!
物心つかないまま、ただ殴り、蹴り、まだ4歳だったのにそれが快感であった。
ある日、俺は組長と幹部のヤツらがひっそり話してるのを聞いてしまった…
『組長、今1番の勢力があるのは……黒崎会…だそうです。』
『黒崎…会…。』
『ムッ?確か優斗をつれてきたおなごの妹がいたはずじゃないか…?黒崎会の奥さんだ。…フフッ。近々そいつを呼べ。』
『…?どうするんですか…?』
『ソイツを利用するんじゃよ。』
『………黒崎会を…滅ぼすんじゃ…!』