ヤンキーなんて大嫌い!



桐島くんはこれでもかっていうほど、目を見開いていた。



「…理子…!」



「なんでここに…?」





そりゃもちろん、あなたに会いに。





「私……桐島くんに話したいことがあるの…」




「うん…」




「私がね、中学二年生になるまで……私から家族を奪った人たちをものすごく恨んでいた…。」


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