〜 いぬ 〜

僕の居場所

幾日も経たない内に、家の中がガランとしてきた
 
早紀ちゃん達が笑って過ごした家が…なんだか寂しいな
 
 
そんな時、
早紀ちゃんのおばさんが僕の首の鎖を外したんだ。
 
「早紀ちゃんには悪いけど。ごめんなさいね」
 
そう言うと、僕はおばさんの後ろにいた 知らないおじさんに抱かれて、トラックに入れられた
 
 
早紀ちゃん…
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