恋はまるで、粉雪のようで。
「うち、ここ」
「そっか、もう覚えたから、なんかあったらいつでも呼んで。
今日は遅いからもう帰るけど、また今度遊びに来る」
「じゃあ、おやすみなさい」
紙袋を受け取ろうと手を伸ばしたら、ギュッと握られた。
「えっ、なに?」
「今日、たくさん話したけど、やっぱり俺とはつきあえない?」
心臓が口から出そうなくらい、ドキドキした。
「だって、年上だし、私じゃなくてもいいと思うし・・・」
「またそうやって自分を卑下する。
俺は、他人が何と言おうと、ひなたさんが好きだから。
過去に何があったかわからないけど、ひなたさんは世の中の男全員から好かれたいの?」
「そんなことない」
「じゃあ、俺がひなたさんを好きで、ひなたさんが俺をちょっとでも好きなら、つきあえるでしょ。
俺は、ひなたさんと一緒にいたいんだよ」
うれしかった。
油断したらニヤニヤしちゃいそうなほど、うれしかった。
「ほんとうに、私でいいの?」
「ひなたさんとずっと一緒にいたいし、ひなたさんのこともっと知りたい」
櫂くんの言葉ひとつひとつに、嘘はないと思ったから。
「・・・よろしくお願いします」
「ほんと?
俺と一緒にいてくれる?」
「うん」
「あー、よかったぁ」
その笑顔を、信じることにしたんだ。
「そっか、もう覚えたから、なんかあったらいつでも呼んで。
今日は遅いからもう帰るけど、また今度遊びに来る」
「じゃあ、おやすみなさい」
紙袋を受け取ろうと手を伸ばしたら、ギュッと握られた。
「えっ、なに?」
「今日、たくさん話したけど、やっぱり俺とはつきあえない?」
心臓が口から出そうなくらい、ドキドキした。
「だって、年上だし、私じゃなくてもいいと思うし・・・」
「またそうやって自分を卑下する。
俺は、他人が何と言おうと、ひなたさんが好きだから。
過去に何があったかわからないけど、ひなたさんは世の中の男全員から好かれたいの?」
「そんなことない」
「じゃあ、俺がひなたさんを好きで、ひなたさんが俺をちょっとでも好きなら、つきあえるでしょ。
俺は、ひなたさんと一緒にいたいんだよ」
うれしかった。
油断したらニヤニヤしちゃいそうなほど、うれしかった。
「ほんとうに、私でいいの?」
「ひなたさんとずっと一緒にいたいし、ひなたさんのこともっと知りたい」
櫂くんの言葉ひとつひとつに、嘘はないと思ったから。
「・・・よろしくお願いします」
「ほんと?
俺と一緒にいてくれる?」
「うん」
「あー、よかったぁ」
その笑顔を、信じることにしたんだ。