桃色アルバム
渡り廊下の奥に6人集まると、上野が切り出した。
「今日、朝ゆりかがケイタに自分にかかわるなって言ったらしいんだ」
「俺らのグループから抜けるって言ってた」
ケイタが付け足すと、みんながボーゼンとケイタと上野を見た。
「何でいきなりなんだよ」
「それがわかんねえから、集まってもらってんだろ」
「わけわかんねえよ」
崎野がバシン、とトランプを床に投げた。
教室でクラスメイトとトランプをやっているところをケイタが連れてきたからだ。
「ゆりかがどうして・・・」
さとこはショックを受けたような顔をしている。
「大丈夫か?」
渡部が聞くと、こくんと頷いただけだった。
「今日、朝ゆりかがケイタに自分にかかわるなって言ったらしいんだ」
「俺らのグループから抜けるって言ってた」
ケイタが付け足すと、みんながボーゼンとケイタと上野を見た。
「何でいきなりなんだよ」
「それがわかんねえから、集まってもらってんだろ」
「わけわかんねえよ」
崎野がバシン、とトランプを床に投げた。
教室でクラスメイトとトランプをやっているところをケイタが連れてきたからだ。
「ゆりかがどうして・・・」
さとこはショックを受けたような顔をしている。
「大丈夫か?」
渡部が聞くと、こくんと頷いただけだった。