桃色アルバム
きょろきょろしながらシャツのしたから封筒を取り出して、ひとつのくつ箱に入れた。
ケイタは、さとこから言われたとおりカメラを持ってきたのを思い出し、いちおう証拠と親から借りてきたデジタルカメラをそろそろと取り出した。
ちょうど野球部が騒ぎ出したおかげで、シャッター音を聞かれずに撮れた。
2,3枚撮れ、ケイタが満足していると女子が足早に戻っていった。
カメラをかばんに押し込め、封筒を置いたくつ箱を確かめていると、ちょうどさとこたちがやってきた。
「間宮、あんたはやいじゃん」
「まぁね。で、この封筒」
ケイタが指差す先を、みんなが視線を追う。
「封筒!!!」
「犯人、バッチリだぜ」
そう言ってデジカメをかばんからチラリと見せると、ワッと声があがった。
「ナイスじゃん、間宮!」
「おまえ、なかなか役に立つな」
みんなから褒められ、ケイタは照れた。
ケイタは、さとこから言われたとおりカメラを持ってきたのを思い出し、いちおう証拠と親から借りてきたデジタルカメラをそろそろと取り出した。
ちょうど野球部が騒ぎ出したおかげで、シャッター音を聞かれずに撮れた。
2,3枚撮れ、ケイタが満足していると女子が足早に戻っていった。
カメラをかばんに押し込め、封筒を置いたくつ箱を確かめていると、ちょうどさとこたちがやってきた。
「間宮、あんたはやいじゃん」
「まぁね。で、この封筒」
ケイタが指差す先を、みんなが視線を追う。
「封筒!!!」
「犯人、バッチリだぜ」
そう言ってデジカメをかばんからチラリと見せると、ワッと声があがった。
「ナイスじゃん、間宮!」
「おまえ、なかなか役に立つな」
みんなから褒められ、ケイタは照れた。