桃色アルバム
「おまえら、何で笑ってんだ?」
「いや、渡部たちがいてよかったなと思ってさ」
川嶋が言いながら渡部を見ると、きょとんとした顔をかえした。
ほかのみんなも同じだ。
それがおかしくて、ついまた笑ってしまった。
「おまえら、頭どうかしちゃったんじゃないのか?」
「失礼なこと言うな。正常にうごいてるよ」
頭のことを言われ、ついケイタはムキになってしまった。
すると、今度は崎野たちに爆笑された。
「なんでそこで笑うんだ」
頬を膨らますと、さらに笑いがはげしくなる。
看護婦に注意され、やっとおさまった。
その光景を、上野の母親がほほえましく見ていた。
「いや、渡部たちがいてよかったなと思ってさ」
川嶋が言いながら渡部を見ると、きょとんとした顔をかえした。
ほかのみんなも同じだ。
それがおかしくて、ついまた笑ってしまった。
「おまえら、頭どうかしちゃったんじゃないのか?」
「失礼なこと言うな。正常にうごいてるよ」
頭のことを言われ、ついケイタはムキになってしまった。
すると、今度は崎野たちに爆笑された。
「なんでそこで笑うんだ」
頬を膨らますと、さらに笑いがはげしくなる。
看護婦に注意され、やっとおさまった。
その光景を、上野の母親がほほえましく見ていた。