チョコよりも俺が欲しいのは





「ハハハッ!」


「どうしたんだ急に?」


「分かった!付き合ってあげる!」


「えっ?」


「だから付き合ってあげるって言ってんの!」


「ま、マジか!?っしゃー!」


光輝は大声で叫んだ!


「煩いっ!迷惑!馬鹿!」


「何言われても幸せだわ俺!」


前にも感じたけど、光輝と言い合いした時も、失恋したばかりの私は少し胸がスッキリしたりしていた。


光輝のおかげでさっきまで泣いてたのが今じゃスッキリしてる。


子供みたいで、自己中な奴だけど、一緒に居ると案外楽しいかもしれない。


光輝なら本当に幸せにしてくれそうな気がした。


その日から私と光輝は付き合い始めたんだ。






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