切れない糸。
みんなの思いが届いたのか、蓮は静かに頷いた。









「にしても。羨ましい限りだ」

「何が?」

「若けりゃ出来ることも多いんだよ」






年を重ねても、出来ることはあるがな。とパパが笑う。








「俺たちも若い頃はそんな風に無茶して…
でも今はこうやって幸せに暮らしてる。

不思議なもんだな〜」






パパは1人で頷きながら、語ってる。
< 151 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop