「先輩。」
「え…なに…?」

まだ何か聞いたの?

ありえない…。

「バレンタイン、美湖に貰ったら嬉しいってさ。」

「~~っ!?」

私の言葉にならない叫びが教室に響く。

「ま、そーゆーことだから」

「えぇっ!?」

洸はそれだけ言ってどこかへ行く。

…よし、私、決めた。

バレンタイン、龍貴さんに渡す!!

………というかもうバレンタインの話?

早くない?
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