「先輩。」
授業が終わって休み時間。

私は保健室に向かった。

そう、保健室。

──ガラガラ。

「失礼します…」

そういいながら入ったけど…。

「せん、せい…?」

先生がいない。

先生の机の上には

『怪我人は自分で手当。
 ベッドは使用許可。』

とかかれた紙が一枚あった。

自分で、か…。

私やりかた分かんないよ…。
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