「先輩。」
「うん。」

言えるわけないじゃん!?

『なに意識してんだよ、バカか』
って言われるよ!?

ダ───ッ

私は走ってベッドへダイブした。

「ふあぁ…」

ベッドが気持ちよすぎて眠くなってきた。

「美湖?急にどうしたんだよな、っていうか元気じゃん」

「はは、確かに…」

ほんとお前って変なやつ、って洸は言った。

「ねぇ、洸」

「ん?なに」
< 26 / 60 >

この作品をシェア

pagetop