ふたりの言葉。



「おい、安井!大丈夫か、安井!?」



「……っ……あ……き、つっ……」



「おい、誰か!職員室にいる先生呼んでこい!」



先生がそう言うと、誰かが走って教室を飛び出していった。



先生は、必死に若葉の背中を摩りながら名前を呼ぶ。


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