ふたりの言葉。

「さ、オトハちゃん。

若葉に会いに行きましょ」



「う、そ……」



私は、放心状態のまま、優子さんのあとを追って病院内に入った。



エレベーターに乗って、3階くらいのボタンを押した優子さん。



すぐにエレベーターのチンッという音がなって降りる。