ふたりの言葉。



『なっ、何なの……!?』



いきなりの事に気が動転している私はヒステリックに声を上げた。



『クラッカーって、いつでも人の表情変えることが出来るから便利なんだよな』



そう言ってゲラゲラ笑う彼を、まだ状況を理解していない私は目を丸くして見る。



『面白いだろ?これから、俺と一緒に楽しいことしてかない?

ちなみに名前、安井若葉』


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