ふたりの言葉。



「和奏」



若葉は和奏くんの名前を呼ぶと、和奏くんを抱っこして膝の上に乗せた。



そして、若葉が和奏くんの耳元で何かを伝えると、和奏くんはパアッと一瞬で笑顔になった。



「なっ、何言ったの!?」



気になって気になって仕方がない。


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