ふたりの言葉。



「……まてまて」



若葉は、私が好きなのを最後まで取っておく主義だって知ってるでしょーが……!



私は、ポケットから大きな輪ゴムを取り出して目の前でパンを食べ続ける若葉の顔面に輪ゴムを飛ばした。



「いたっ」



すると、今度は若葉が私に輪ゴムを当ててきた。


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