ふたりの言葉。



まぁ、過ぎたことはもうしょうがない。



私は下げていた顔を上げて前を見た。



「よっ」



「若葉!」



目の前には、若葉と同じクラスメイトの男子達。



「ちょっと、安井!見えないんだけど!」



「松島……懲りないな」



イケメンを探しまくる愛梨ちゃんに、若葉は苦笑い。


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