私の希望となった彼
3年A組の廊下の前は女子達の悲鳴というか・・・歓声というか・・・とにかくそれはすごかった。
・・・なんだよもぉ。そう思った時。
ゆうな「あすか!あの人だよ!見て見て!凄いよね?あんな人現実の世界にもいるんだね♡」
あすか「見えないよ〜。女子すごいねぇ〜」
ゆうな「そりゃそうなるよ!ほらほらあそこ!」
ゆうなが指さす先にいた男の人・・・
・・・ほんとだ。確かにすごくイケメン。
あすか「ほんとだね〜、イケメンさんだ」
ゆうな「でしょ!?やっばい!♡惚れるよ!LINEとか交換したいなぁ♡」
・・・ゆうなの目はハートだ・・・。
あすか「私、今日日直だから日誌とりいく・・・け・・・ど。ゆうな?笑」
ゆうな「やばい、目の保養!ずっとここいるわ!」
・・・だめだ、こりゃ。笑
あすか「じゃあ、行ってくるね」
私は1人誰もいない廊下をスタスタ歩いた。
そしてHRが始まった。
先生「実は・・・みんな知ってると思うが転校生だ。入ってきなさい。」
転校生「・・・。」
キャーーーーー!♡となってる女子達とびっくりしてる男子達。と、無関心な人達。私は無関心の中の1人だ。
先生「自己紹介しなさい、黒板を使って。」
転校生「はい。」
コツコツコツコツ・・・。
黒板には綺麗な男子とは思えぬ字が書かれていく。
橘 琉斗
転校生「なんて読むか分かる?笑」
キャーーーーー♡りゅうとくん♡
・・・みんなちょっとオーバー過ぎやしな
いかな・・・笑
そう思い、ゆうなを見ると・・・あ、そうでした笑
目がハートで1番大きな声を出していたのがゆうなだった。
琉斗「始めまして、たちばなりゅうとです。短い間になるかもしれないけどよろしくお願いします!」
クラスメイト「え!?なんで!」
琉斗「いや、冗談だから笑」
みんなが笑う中私は1人窓の外のサッカーしている先輩達を見てた。
先生「じゃあお前目が悪いらしいから五十嵐の横で!大木、お前後ろな〜笑」
大木「え、まじかよ。ラッキーじゃん!笑」
・・・え、まじかよ。最悪じゃん。なんで私の隣なんだよ。勘弁してくれよ。目立つ人やだよ・・・。
琉斗「よろしくね、五十嵐・・・」
あすか「あすかです。よろしくね」
琉斗「あすか!よろしくね〜!」
・・・めんどくさい・・・。
この頃の私はきっと自分で自分を否定していたんだと思う。だから、目立つのが嫌だった。とにかく普通でいたかった。
そんな私の隣の席になったあいつ。
しんっじらんない。最悪すぎ。
なんなんだ、ちょっと顔が整ってるくらいでチヤホヤされて調子に乗んないでよ。
これが私から見た彼の最悪な第一印象だった。
・・・なんだよもぉ。そう思った時。
ゆうな「あすか!あの人だよ!見て見て!凄いよね?あんな人現実の世界にもいるんだね♡」
あすか「見えないよ〜。女子すごいねぇ〜」
ゆうな「そりゃそうなるよ!ほらほらあそこ!」
ゆうなが指さす先にいた男の人・・・
・・・ほんとだ。確かにすごくイケメン。
あすか「ほんとだね〜、イケメンさんだ」
ゆうな「でしょ!?やっばい!♡惚れるよ!LINEとか交換したいなぁ♡」
・・・ゆうなの目はハートだ・・・。
あすか「私、今日日直だから日誌とりいく・・・け・・・ど。ゆうな?笑」
ゆうな「やばい、目の保養!ずっとここいるわ!」
・・・だめだ、こりゃ。笑
あすか「じゃあ、行ってくるね」
私は1人誰もいない廊下をスタスタ歩いた。
そしてHRが始まった。
先生「実は・・・みんな知ってると思うが転校生だ。入ってきなさい。」
転校生「・・・。」
キャーーーーー!♡となってる女子達とびっくりしてる男子達。と、無関心な人達。私は無関心の中の1人だ。
先生「自己紹介しなさい、黒板を使って。」
転校生「はい。」
コツコツコツコツ・・・。
黒板には綺麗な男子とは思えぬ字が書かれていく。
橘 琉斗
転校生「なんて読むか分かる?笑」
キャーーーーー♡りゅうとくん♡
・・・みんなちょっとオーバー過ぎやしな
いかな・・・笑
そう思い、ゆうなを見ると・・・あ、そうでした笑
目がハートで1番大きな声を出していたのがゆうなだった。
琉斗「始めまして、たちばなりゅうとです。短い間になるかもしれないけどよろしくお願いします!」
クラスメイト「え!?なんで!」
琉斗「いや、冗談だから笑」
みんなが笑う中私は1人窓の外のサッカーしている先輩達を見てた。
先生「じゃあお前目が悪いらしいから五十嵐の横で!大木、お前後ろな〜笑」
大木「え、まじかよ。ラッキーじゃん!笑」
・・・え、まじかよ。最悪じゃん。なんで私の隣なんだよ。勘弁してくれよ。目立つ人やだよ・・・。
琉斗「よろしくね、五十嵐・・・」
あすか「あすかです。よろしくね」
琉斗「あすか!よろしくね〜!」
・・・めんどくさい・・・。
この頃の私はきっと自分で自分を否定していたんだと思う。だから、目立つのが嫌だった。とにかく普通でいたかった。
そんな私の隣の席になったあいつ。
しんっじらんない。最悪すぎ。
なんなんだ、ちょっと顔が整ってるくらいでチヤホヤされて調子に乗んないでよ。
これが私から見た彼の最悪な第一印象だった。