君に好きと伝えたくて。
3章

穏やかな日々?

9月。


平助が新しい隊士の勧誘に江戸へ向かっていた。


「朝、平助が連れてこようとしている奴らのこと何か知っているか?」


総司の体調があまりよくないので朝は今もなお一番組の組長代理をしている。


朝のことを毛嫌いしていた一番組隊士も禁門の変での朝の素晴らしい姿を見て認めたと言う。


『ああ、一か。
確か伊東甲子太郎だろ?吉原にいた頃何度か店に来たような…。』


「そうか。」
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