幼馴染たちの恋
痛いくらい強い風にあおられながら、
公園に着いた。
伸也はまだ来てなかったから、ブランコにのってゆらゆら。
ふと思えば、そばにいてくれたのは、亮太。
だけど、
短い間でも、一緒にいて楽しかった先輩。
2人がいたとしても、好きだったのは伸也。
私は、伸也が好き。
これは、誰にも止められないんだ。
先輩、亮太ゴメンネ。
私は、伸也が一番好きって気づいたから。
意思をはっきりと決めた私。
ガッツポーズ!
『待たせて、悪かった』
「ぅぅん。自分で考える時間があってよかったよ。」
「私、好き人が分からなくなっちゃって。有田先輩か亮太なのか伸也なのか」
「でも、今ハッキリしたよ!私は伸也が好き。」
『オレもだよ。瑞希』
私たちは、誓いのキスを公園でした。
誰も祝ってくれなくたって、私たちの心の中は温かかった。
伸也と私の道はこれからずーーと続くよ!
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐END‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐