幼馴染たちの恋

痛いくらい強い風にあおられながら、
公園に着いた。


伸也はまだ来てなかったから、ブランコにのってゆらゆら。


ふと思えば、そばにいてくれたのは、亮太。


だけど、


短い間でも、一緒にいて楽しかった先輩。


2人がいたとしても、好きだったのは伸也。


私は、伸也が好き。
これは、誰にも止められないんだ。


先輩、亮太ゴメンネ。


私は、伸也が一番好きって気づいたから。


意思をはっきりと決めた私。

ガッツポーズ!



『待たせて、悪かった』


「ぅぅん。自分で考える時間があってよかったよ。」


「私、好き人が分からなくなっちゃって。有田先輩か亮太なのか伸也なのか」



「でも、今ハッキリしたよ!私は伸也が好き。」



『オレもだよ。瑞希』


私たちは、誓いのキスを公園でした。



誰も祝ってくれなくたって、私たちの心の中は温かかった。



伸也と私の道はこれからずーーと続くよ!




‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐END‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



< 70 / 71 >

この作品をシェア

pagetop