半分のキモチ
もう何も言って欲しくなかった。
私の本音を見られているようで嫌だった。
本当は望んでいること、
けど、どうにもならないこと。
「じゃ、何で泣いてんだよ」
清水の真っすぐな視線が痛い。
薄暗い部屋の中でも、
俯いていても、
隣に居ればそれを隠すことは出来なかった。
「泣いてないよ」
強がりも説得力はない。
「泣いても、俺は何もしてやれねーから」
分かってる。
分かってるから、それ以上言わないで。
好きなだけでもダメって言われてるみたいだった。
私の本音を見られているようで嫌だった。
本当は望んでいること、
けど、どうにもならないこと。
「じゃ、何で泣いてんだよ」
清水の真っすぐな視線が痛い。
薄暗い部屋の中でも、
俯いていても、
隣に居ればそれを隠すことは出来なかった。
「泣いてないよ」
強がりも説得力はない。
「泣いても、俺は何もしてやれねーから」
分かってる。
分かってるから、それ以上言わないで。
好きなだけでもダメって言われてるみたいだった。