ソルト

夜空を彩る、




黄色








…どれもが生きてきた中で何よりも鮮やかに輝いた。そんな風に見えた。


不意に視界が霞んだ。

16歳の夏。

泣いてしまうくらい本気で恋をした。

たとえ誰を傷つけようと

本当に好きになってしまったんだ。


< 71 / 111 >

この作品をシェア

pagetop