砂時計
2
目覚まし時計の音に、ハッとして目を覚ます。
彼は……今、どこにいるんやろう? もう旅に出てしまったんやろうか?
ふと、LINEのメッセージを確認する。
ずっと未読だったメッセージが、既読になっている……。
『今すぐ逢いたい。どこにいるか、教えて!』
スマホを手にしたまま、震える指先で文字を綴った。
私のメッセージは既読になり、しばらくすると、返信があった。
病院の名前と、病室の番号。
それを目にして、すぐに職場へ連絡を入れる。午前休をいただきます……と。
それから、身支度を整えると、慌てて家を飛び出した。
彼は……今、どこにいるんやろう? もう旅に出てしまったんやろうか?
ふと、LINEのメッセージを確認する。
ずっと未読だったメッセージが、既読になっている……。
『今すぐ逢いたい。どこにいるか、教えて!』
スマホを手にしたまま、震える指先で文字を綴った。
私のメッセージは既読になり、しばらくすると、返信があった。
病院の名前と、病室の番号。
それを目にして、すぐに職場へ連絡を入れる。午前休をいただきます……と。
それから、身支度を整えると、慌てて家を飛び出した。