スターチスのように
『ローズ…お前、まだ俺のこと好きでいるのか?』



『うん、好きだよ。レオは私のことどう思ってるの?好きになってくれた?まぁ…なるわけないか…』



『好きだけど』



『えっ?あぁ…友達してだよね!ごめんね勘違いしちゃって…』



『違う…友達としてのお前も好きだが女としてのお前も好きだ。付き合ってくれないか?てゆうか早く気づけよ。初めに助けに行った時から好きだったんだぞ。』



レオは強く叩きつけるように言った。



『私もレオの事…男の子として好きだよ…いいよ。付き合お』



『よかった…ローズがまだ俺のことを好きでいてくれて…』


レオはその場にしゃがみこみローズの方をちらっと見て言った。



『そうだ。これプレゼント』



そう渡された手には蝶のバレッタがある。



『可愛い、髪飾りありがとう』
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