スターチスのように
『でもせっかくのレオとの思い出が壊れちゃった。』



ポロ…ポロポロ



『ローズ…顔上げて』



『えっ?うん…』



すると、レオはローズの唇に自分の唇を重ね合わせた。



すると、人間不信のローズの心は段々と暖かい何かが包み込んでいった。
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