スターチスのように
『今度のプレゼントはキスな。』



『レ…レオ/////』



『もしかして…嫌だったか?』



『嫌じゃないけどいきなりだからびっくりして…』



『もう一度して〜』



『もうしない~』



『そんなぁ…』



ローズはそう言って落ち込んだ。



『じゃあこれやるよ。』



レオはそう言うとローズに投げた。



『えっこのピアス』



『俺がいつもつけてるやつだけど嫌だったか?』



『嫌じゃないよ。すごく嬉しい。そうだ。私からは、はいこれ』



『えっ?貝殻?』



『うんさっきね海で拾ったの』


『お前が海覗いた理由ってこれ?』



『うん、いつもレオに迷惑かけてるからあげたいなって思って。』



レオはそれを聞いて嬉しさのあまり黙ってた。



『もしかして拾ったのじゃ嫌?なら何か他のもの探すけど』



『別に嫌じゃない。すげぇ嬉しい。でも、あぶねぇ事はするなよ…』
< 165 / 196 >

この作品をシェア

pagetop