スターチスのように
ローズがレオにネックレスを渡した。



『ありがとう…』



『レ…レオ…あの…私の事嫌いになりましたか?』



『お前の事嫌うわけねぇだろ。』



『でも私がピエールに告ったって…』



『それ嘘だろ?お前が二股かけるような奴じゃない事は俺が一番わかってるから』




ポロ…ポロポロ



『レオの事まだ好きでいていいんですか?』



『当たり前だろ…自分の気持ちに素直になれ。』



レオがそう言うとローズはレオに抱きついた。



『レオ…大好き』
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