スターチスのように
『なっなぁローズ』



『何?どうせ私のこと好きっていうの財産目当てでしょ』



『ちっ違う!!』



『何度いえばわかるの?私が好きなのはレオだけなんだから!!』



『ローズ!?』



そう言うと、ピエールはローズの腕をぎゅっとつかんだ。



『いっ痛い』



『こいつ、俺のだから』



そういいながら、ローズを自分の方に寄せ付けた。



『レ…レオ!』
< 170 / 196 >

この作品をシェア

pagetop