スターチスのように
『げっ!!じゃありません。さっ用意なさってください。図書室に行きますよ!!』



『今日はレオと遊ぶのでお休みにしていいですか?』



『レオ?』



『この子ですの。同じ歳なんですの。』



『よろしくお願いします。』



『皇女さま、執事とは距離を置かなくてはいけません。』



『なんでですの?』



『執事とは身分が違うので上下関係をしっかりわきまえていただかなければなりません。いいですね?恋なんてしてもらうと困りますからね。』



『はーい…』



『わかりましたら勉強しますよ。』



『あの、レオも一緒に勉強しちゃダメですか?』



『そのくらいでしたらいいですよ。』



『やったぁ!レオ…良かったですわね。』
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